バストを確実に大きくできる

シリコンバッグによる豊胸というのは、人工的に作られたプロテーゼをバストに挿入することでバストアップを図る手術のことです。一般的に全身麻酔を施した後、メスでバストの皮膚を切開してから大胸筋下にプロテーゼを挿入していきます。シリコンバッグ豊胸の一番のメリットは、脂肪注入法やヒアルロン酸注入などと比べて確実にバストアップができることです。他の豊胸手術の場合、一気に3カップ以上ものバストアップを望むことができません。しかし、シリコンバッグによる施術の場合、バストに人工物を挿入するので希望のサイズまでバストアップができるというわけです。したがって、胸がとても小さくて悩んでいる方にうってつけの施術といえるでしょう。

術後のダウンタイムが長いのがデメリット

シリコンバッグによる豊胸施術の場合、皮膚を切開してシリコンバッグを挿入するために手術後のダウンタイムが長いことがデメリットといえます。ダウンタイムとして、術後に内出血や腫れなどの症状がおよそ2週間続きます。その他にも、メスで切開したことによる痛みも一週間ほど感じることになります。痛みに関しては鎮痛剤が処方されるので、服用すれば痛みを緩和させることが可能です。このようにダウンタイムの症状が強く出るので、ヒアルロン酸注入や脂肪注入に比べると通常の生活に回復するまでには時間がかかってしまいます。したがって、仕事や子育てなどで長期間、休むことができない人はシリコンバッグによる豊胸はやめた方がいいでしょう。